『 輝きの記憶 』石下結城紬 縮織 あみぼかし
晴れた日、水面に反射する光がきらきらと光り輝く。
そのきらめきをすくって、織りこんだような結城紬が
“あみぼかし“と呼ばれるシリーズです。
<制作工程について>
あみぼかしとは、鎖編みのように編み込んだ糸の束を染める方法です。
写真のように手で鎖編みをしていきます。
このとき、程よい編み加減にするのが職人の感性を要する部分です。
できあがったら、この糸の束を染めます。
乾燥させてからほどくと、糸が重なり合う部分は染まらないため、
白色から淡い色のグラデーションができあがります。
(図:経糸の並び)
最後に出来上がった糸を図のように並べます。
これは、巻屋と呼ばれる職人の役目です。
糸をずらし、巻きとる工程だけでも5日間ほどかかり、
非常に手間をかけて生みだされる美しい作品です。
こちらの地色は優しいサンドベージュ。
肌なじみがよく、女性を美しく輝かせます。
光を纏い、街におでかけしてみませんか。
石下結城紬 縮ボカシ 1尺5分巾(耳なし39.5cm)
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※色のバリエーションは他にもございます。