『 清らか 』 本場夏結城 無地 アクアマリン
目が覚めるほどの爽やかさ。
夏の強い日差しの中でも、清涼な空気に包まれます。
緯糸に絹と麻を交互に織りこんだ本場夏結城は、
真綿のふんわりとしたやさしさと麻の力強さを併せもち、
布としての魅力もあふれる極上の一品です。
<本場夏結城について>
本場夏結城は1930年代頃、初代 野村半平氏によって
つくられたのが始まりです。
暖かさが特徴である、手つむぎ糸でつくられる結城紬を
夏に快適に着るためにはどうすればよいか、試行錯誤を重ね、
緯糸に麻糸をいれるという工夫を施した唯一の結城紬です。
(経糸:真綿手つむぎ糸(絹)100% 、
緯糸:真綿手つむぎ糸(絹)50% 麻50%)
涼しく快適に着るための工夫は随所に見られ、経糸・緯糸ともに
撚りをかけることで(約700~800回転/m。縮の場合、約2,000回転/m)
繊維の間に残る空気をある程度排出し、真綿手つむぎ糸特有の暖かさを
抑えています。
また、麻というハリのある素材を織りこむことで、
ふわりと浮くような、身体との距離感が生まれ、汗をかいてもペタッと
せずに心地良く着ることができます。
麻が占める割合は全体の約25%。通常の麻の着物よりシワになりにくいのも
秀でた性質です。ぜひ、実際にその快適さを感じて頂ければと思います。
本場夏結城 無地 アクアマリン 耳内1尺1分(38cm)
0113970034