奥順の一品

『 輝きの記憶 』石下結城紬 縮織 あみぼかし

IMG_5333-1(小・アイキャッチ) 

 

晴れた日、水面に反射する光がきらきらと光り輝く。

 

そのきらめきをすくって、織りこんだような結城紬が

“あみぼかし“と呼ばれるシリーズです。

 

 

<制作工程について>

あみぼかしとは、鎖編みのように編み込んだ糸の束を染める方法です。

 

あみぼかしー編み込み工程2

 

写真のように手で鎖編みをしていきます。

このとき、程よい編み加減にするのが職人の感性を要する部分です。

 

あみぼかしー染めた糸2

 

できあがったら、この糸の束を染めます。

乾燥させてからほどくと、糸が重なり合う部分は染まらないため、

白色から淡い色のグラデーションができあがります。

 

重ね

 (図:経糸の並び)

 

髙橋巻屋2

 

最後に出来上がった糸を図のように並べます。

これは、巻屋と呼ばれる職人の役目です。

 

糸をずらし、巻きとる工程だけでも5日間ほどかかり、

非常に手間をかけて生みだされる美しい作品です。

 

 

 

IMG_5319-2(小)

 

こちらの地色は優しいサンドベージュ。

肌なじみがよく、女性を美しく輝かせます。

 

光を纏い、街におでかけしてみませんか。

 

 

 

 

IMG_5333-1(小)

石下結城紬 縮ボカシ 1尺5分巾(耳なし39.5cm)

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※色のバリエーションは他にもございます。

 

 

 

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